馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
今週はAコース最終週。
土曜日の馬場はあからさまなイン有利でしたが、雨が降り始めた午後からは、やや外差しにシフトしたように感じます。ただし内も意外と使える状況。
日曜の芝レースでの勝ち馬は全て460kg〜480kg台。
線の細い馬は好走が難しく、2000mまでは腹袋が大きくパワーのある馬が馬券内にきているように感じます。
今年の菊花賞は前に行きたい馬が多く、今日の馬場だと好位〜中段あたりの位置からのロンスパ、差しと予想をしたいと思います。
これだけ前に行きたい馬が多いと、逃げ残るのは厳しいのではないのでしょうか。
逃げ想定はマイユニバース、ジーティーアダマン辺りと予想していますが、スローペース逃げだと後ろを引き剥がせないですし、昨年の稍重寄りの良馬場ような1ハロン12秒あたりのミドルペースになると想定しています。
これを踏まえて、現時点(10月26日11レース前時点)での注目馬をピックアップします
注目馬
1頭目・本命
◎9.エネルジコ
前走の新潟記念では3歳に56キロ、古馬相手に好走は難しいと思っていましたが、休み明けにも関わらず想像以上のレースを見せてくれました。
3着馬ディープモンスターは京都記念勝ち馬、1着シランケドは中山牝馬S勝ち馬、4着のシンリョクカは新潟記念勝ち馬と、メンバーレベルが高い中で2着に来た事が重要だと思っていますし、次は絶対に買わないといけないとレース後に感じました。
クラシックこそ出走はありませんでしたが、大事をとってダービーを回避という事で能力が足りていないという事はありませんし、むしろメンバー内で最も上位だと思っています。
心臓が良い、スタミナがあると陣営が評価している点も好材料。
最も強い馬が勝つというレースならこの馬と信じて、本命です。
2頭目・対抗
○7.ショウヘイ
逃げてダービー3着と、やや展開に恵まれた感じはありますが京都新聞杯の勝ち方は相当強かったように感じます。
馬は464キロと小柄ではありますが、昨年のアドマイヤテラ同様、メンバー内で最もステイヤー向きなのはこの馬だと思っています。
神戸新聞杯2着と安定感は抜群。乗り替わり、乗り替わりと来ていますが、前に行きたい馬が揃ったこのレースでは内枠先行の方がポジションをとりやすいと感じています。
包まれないように番手の外側で競馬してくれれば。
対抗評価です。
3頭目
▲12.ゲルチュタール
フォトパドックからとても素晴らしい馬体を見せていたこの馬を3番手評価です。
前走の日本海Sでは、古馬相手に前受けして素晴らしい展開を見せてくれました。
展開はスローペースでしたが、それよりも前で受けきった事を評価したいです。
スタミナを活かす競馬をした、というコメントからも、3000も問題ないと見て。
4頭目
穴8.レクスノヴァス
2600を連勝した点を評価したいです。
フォトパドックはありませんが、レースパドックでは長距離向きの馬体、そして490キロで菊花賞好走圏内。
先行して毎回上がりが使えているのも好印象。
穴目で一髪を期待したいです。
5頭目
爆穴14.エキサイトバイオ
フォトパドックでは1番の仕上がりを見せていました。
とはいえ、ベストは2000m辺り。
今回は少し距離が長くも感じますが、レイデオロ産駒で距離は問題ないと見て、展開が向けば3着に差してきてくれる可能性もあると思い穴指名します。
重馬場は得意ですし、こちらも穴目で一発を期待したいです。
まとめ
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。
