馬場状態について
まずは7月28日の札幌競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
土曜日は基本イン前有利は先週と変わらずといった印象。
日曜日は未明から午前中まで雨が降り、重馬場表記になりましたがその後稍重まで回復。
ですが、傾向としてはやや450キロ以下の馬に有利に働いている感じがします。
そしてイン前有利+稍重ならなおさらイン前有利と読みます。
ですが、4角から外を回して好位抜け出しも十分馬券内に絡めています。
そして出馬表を見て思った事は、あまりにも前走マイル組が多いという事。
ここはひとつポイントになると思っています。
1800m適性を見極めて狙いたいところ。
これを踏まえて、現時点(7月28日札幌8レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎7.アルジーヌ
前走で大幅な成長を見せて勝ち切ったこの馬を本命に指名します。
母キャトルフィーユは過去のクイーンS勝ち馬で父はロードカナロアで馬場適性は問題なし。
1800m戦では連対率100%を誇り、1800m巧者はこの馬だと思います。
馬体重も前走462キロで馬体重面もクリアしていると思います。
期待の穴から本命指名です。
2頭目
○12.コガネノソラ
外枠の逃げ馬からこの馬を指名します。
ただ、今回のレースは逃げ先行馬が多く、外枠に入ってしまった事だけが不安要素ですが、前走オークスは度外視出来る内容ですし3連勝で能力の高さが伺えます。
1800mに戻って51キロの外枠逃げ、そして父ゴールドシップ母父ロージズインメイは今の札幌の馬場好走血統ドンピシャ。
鞍上も絶好調の丹内騎手ですし期待値が高くなってきています。
正直この斤量は反則級だと思っています。
前走は448キロでこちらも軽体重有利条件クリア。
対抗評価にします。
3頭目
▲8.ウインピクシス
昨年のクイーンS2着馬にしてはオッズが付いてないという印象。
昨年は2枠2番だった事もあるとは思いますし、良馬場なら切る予定でしたが重馬場なら引き続き狙えます。
コガネノソラとほぼ同じ血統で同じ脚質。
2頭もしくはどちらかには全力で逃げてもらい、どちらかは残るイメージです。
この馬も前走444キロでこちらも馬体重クリアです。
4頭目
抑え1.ボンドガール
正直マイル路線を走ってきたこの馬は今回は切る予定でしたが、枠順と斤量で3着ならといったところで4番手評価指名です。
この枠で差し追い込みなら切りでしたが、ボンドガールは先行馬。
重馬場は過去に右左問わず好走歴がありますし、馬場自体は問題なさそうです。
後はレジェンドがこの枠をどううまく立ち回れるか、ポジション取りが重要だと思っています。
ただ、出負けするなら飛ぶと思います。
まとめ
人気想定のウンブライル、ドゥアイズについてはXのポストで触れた通りの見解です。
またコンクシェルの中山牝馬S1着は、逃げ馬総崩れで展開が向いただけと読んでいます。
今回のレースで求められるのはキレ味ではなくタフさだと思って4頭ピックアップしました。
この4頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。