馬場状態について
まずは4月6日の阪神競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
良馬場表示ではありますが、前日の雨がやや残り気味の、どちらかと言えば前有利馬場だったと思います。
荒れた内は伸びにくく、差して来た馬は全て大外一気。
その他は内枠から上手く先行してポジションを付けて、ホームストレッチで真ん中辺りを選択。
阪神牝馬Sでマスクトディーヴァがやった競馬です。
2着のウンブライルは上手く外を使って伸びてきていました。
やはり鍵になるのは外差しだと思っています。
今回は阪神外回りコースという事で能力重視に加えて、先行して残せそうな馬と外から差してこれそうな馬をチョイスしたいと思います。
これを踏まえて、現時点(4月6日時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎11.ライトバック
ダイヤモンドS、阪神大賞典に続いて3連続で本命指名にします。
強さで言えばこの舞台ではこの馬が一番強いと思っています。
フォトパドックも確認しましたが、とても素晴らしい出来でした。
菱田騎手はG1未勝利で、初のG1制覇が掛かっていますが問題ないと思います。
現在は想定2番人気ですが、鞍上込みで人気が落ちるならオッズも美味しい事になりそうです。
説明はあまりしませんが、初京都も問題なくこなせると思っていますし、軸としては固いと思っています。
期待の本命指名です。
2頭目・対抗
〇9.アスコリピチェーノ
無敗の2歳女王で、新馬戦・新潟2歳Sで本命、阪神JFでは本命対抗に指名した馬。
今回も対抗評価です。
マイル適性は言わずもがなで、前走勝ったレースと同距離。
全く同じコース…とは言えず、今回は開幕から1カ月半経ちBコースとなっている阪神芝1600mです。
また、今回は間違いなくマークが厳しくなりそうで、この状態で1着で来れる程の馬かどうかには少し自信が持てず、対抗評価です。
枠としては最高の位置に入りましたし、この馬も外差し狙いしやすいと思います。
ここで1着で来れるなら、秋華賞での本命候補になると思います。
3頭目
▲2.クイーンズウォーク
枠順的にはやや不利な内枠を引いてしまいました。
芝の状態からしても、会見での陣営のコメントを見ても、あまり強気に行くには少し怖くはあります。
ですが、馬体の状態は素晴らしいですし、何より阪神マイルの3歳重賞×川田厩舎×中内田厩舎は切るには怖すぎです。
先行脚質で、今回は逃げ馬はショウナンマヌエラのみ。
本来オークス向きの馬ということで、おそらく先行して2,3番手あたりにポジションを取りロングスパートに賭ける競馬をすると思います。
馬の状態と鞍上への手腕も信頼して、3番手評価です。
4頭目
△6.チェルヴィニア
本命対抗候補に狙おうと思っていたんですが、まさかの大外枠に入ってしまいました。
さすがに厳しい競馬になりそうで、先行脚質ではありますが、それでも差し脚も素晴らしいものを持っており、差す競馬に回っても良い競馬が出来そうです。
乗り替わりも今回はマイナス点だと思います。
ですが馬の能力は高いものがあり、4番手評価にします。
5頭目
✖8.コラソンビート
阪神JFでは本命にしましたが、今回は5番手評価です。
本質的にはマイルは長いかなと個人的に感じました。
前走もフィリーズレビューで叩いて2着。
桜花賞目標仕上げとしても、ここで1400mを使ったことにやはり疑問が残り、
陣営としても本音は1400mがベストだと思っているのでは?と感じました。
今回は少し取捨が難しいと思いましたが、戦績を見れば安定感は抜群です。
頭はないまでも、3着までなら十分可能性はあると見て5番手評価です。
まとめ
補足:ステレンボッシュについて
阪神JFでは△印・5番人気ながら2着に来ましたし、当日は馬連もゲットしましたが、レースを見返すと終始勝ち馬のアスコリピチェーノを徹底マークしており、最後も馬群を割ったルメール騎手の好騎乗が光るレースだったと思っています。
今回は2番人気想定でかなりマークがキツくなると思っており、前走のような控えて弾ける競馬は出来ないのでは?と想定し、またメンバー的にも比較して劣ると思い今回は無印です。
また、フォトパドックでも物足りなく感じましたし、調教後も馬体重が増えていません。
当日の馬体重が出るまでは注意が必要だと思います。
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。