馬場状態について

まずは11月12日の京都競馬場の馬場状態から考察したいと思います。

なんとか良馬場になりました。

土曜日は雨で終日稍重馬場でしたが、良馬場になり外差しも決まるようになって来ました。
ですがまた重たさは残っていると思っており、稍重寄りの良馬場想定で行きます。

これを踏まえて、現時点（11月12日11レース前時点）での注目馬をピックアップします。

注目馬

1頭目・本命

ライラック

前走の府中牝馬Sでパドックでとても良いと思った馬です。

成長して馬が変わったように思います。良くなりました。

前走の府中牝馬Sは少し距離が短かったと思いますし、休み明けの叩きだと思えばかなり良い成績です。

日経賞や昨年の阪神コースでのエリザベス女王杯2着のように、2200mでの適性はすでに示されていますし、追い切りの動きも良かったです。

戸崎騎手の日曜京都の成績も全て馬券内と調子も良し。(9レース前時点)

成長力にかなり期待しており、本命に指名します。

2頭目・対抗

ジェラルディーナ

出走馬の中で現在一番安定して成績を残せているのは当馬だと思います。

阪神コースでの昨年のエリザベス女王杯で1着。その後の有馬記念で3着。2走前の宝塚記念で4着。この宝塚記念は相当レベルが高かった事も証明されています。

上記の事から、非根幹距離の2200mの適性も十分です。

鞍上のムーア騎手の成績が今週はあまり良くない事だけが不安要素ですが、世界のトップジョッキーですし、G1となればまた違うと思います。

この馬を対抗の1頭目に指名したいと思います。

3頭目

ハーパー

2200m戦ならこの馬だと思い、3頭目に指名します。

稍重の秋華賞でも先行し内ラチからロングスパートで長く良い脚を使える馬です。

前述の通り、今日の京都の馬場は良馬場ですが、やや重たいと思っており外差しなら決まるといった印象で、3枠3番に入ったこの馬はおそらく経済コースを走りロングスパートをするイメージだと思っています。

しぶとい競馬を見せてくれれば十分馬券内に入ることは可能だと思っています。

鞍上も京都芝2200mで勝率の高い川田将雅騎手で、こちらもプラス要素です。

4頭目

ブレイディヴェーグ

ローズSでは対抗の1頭に指名しました。

今回は栗東での追い切りで素晴らしいタイムを出したとの事。
末脚強烈な当馬で鞍上もG1で絶好調のルメール騎手ですし、期待も高まります。

ですが、1枠1番という事と、今の京都は外差しという点、そして逃げ馬がおらずスロー濃厚という事を踏まえると少し不利な枠に入ってしまったように思います。

どのようにレースを進めるのか名手の手腕に期待ですが、展開では不利になると見て4頭目指名までにします。

5頭目

アートハウス

前走の中山牝馬Sでは4着と、近走成績はふるいませんでしたが成長が伺えます。
この馬も、1800mというよりは長い距離で好走するタイプだと思っています。

パンパンの良馬場でもなく、となれば父スクリーンヒーローはプラスに働くと思います。

先行してロングスパートをかければ十分粘り込みはあると思いますし、母パールコードもエリザベス女王杯4着と好走を見せています。

一発穴を空けてほしいです。

まとめ

毎年難しいレースだと思っておりますし、どの馬が勝ってもおかしくないと思っています。

ブレイディーヴェーグが1人気で抜けておりますが、この5頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。