馬場状態について
まずは9月14日の東京競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
天気予報は晴れ。良馬場想定でいきます(10月13日時点)。
開幕週2週目なので、馬場は引き続き先週と同じ状態、内枠先行有利と想定します。
スタート位置が少し特殊な東京芝1800mは、1~2コーナーの間にあるポケットからスタートします。スタート後は内柵がなく、斜めに横切り直線に入ります。
ですので、内枠に入る差し馬はスタートさえ良ければ中団につける事が出来ますし、逃げ先行馬には有利なコースではないか、といった印象です。
逆に外枠に入った逃げ先行馬は出遅れるとかなり厳しい展開になりそうで。
まだ枠順が出ていない10月13日時点ではありますが、当日の馬場状態に注意しつつ注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
シンリョクカ
怪物がいる秋華賞の出走を回避してこちらを選択。より1着が取れる可能性の高い方を選んできました。関東所属馬ですし、東京競馬場なら輸送の心配もありません。
追い切りの動きも力強く動けています。
元々オークスで穴で狙っていましたし、秋華賞に出走するなら穴で狙うつもりでいた1頭でした。
毎回人気しませんが、能力は素晴らしいものを持っていると思います。
初めての古馬混戦レースですが、斤量も2kgのハンデを貰っていますしメンバー的にもG3を勝ち切れていない馬が集まりました。
秋華賞と府中牝馬S両方登録していてギリギリでこっちを選択したという事は、陣営もここで2勝目が欲しいといったところでしょう。
フォトパドックも全くなく、好調であると見ます。
ですが、3歳馬の5カ月の休み明けのレースですので馬体重が10kg~20kgぐらいは増えていて欲しいところです。当日の馬体重に注意が必要です。増えていなければ割引も検討します。
当日の枠順とパドックの雰囲気と状態の確認は必要ですが、現段階では上位評価の1頭です。
2頭目・対抗
ディヴィーナ
まずは追い切りから。栗東坂路を単走追い。二週間前の追い切りの映像がありませんが、動きは軽快で好調そうです。近走はマイルばかりでしたが、ここで1800mの府中牝馬Sを選んできました。
今年はあと出られそうなマイルのG2,G3レースはターコイズSくらいです。
ここは中山ということで200mプラスではありますが、この馬は左回りの方が好走歴がありますしここのレースを選んできたと見ます。
もし勝てばマイルCSを視野の可能性もあるでしょうか。
古馬になって良化してきましたし、重賞制覇が欲しいところです。
上記の理由から、ここに狙いを定めて調整してきたとしたら好走にはかなり期待できると思います。
ですが前走1600mの成績がやはり1800mや2000mに比べてやや劣るので、問題なさそうかどうかは当日の気配に注意が必要です。
3頭目
プレサージュリフト
骨折明けではありますが、このメンバーでレースをした時に差し込んでくるイメージが持てるのは当馬かなといった印象です。
クラシックレースでは苦戦したものの、その他のレースでは好成績を残している優等生タイプ。
不安要素は骨折明けだけという事で、3頭目に指名します。
4頭目
ストーリア
全体的に差し追い込み馬が多く、逃げ馬不在の中、先行して長くいい脚が使えそうな当馬を4頭目に選びたいと思います。
左回りの好成績も目立ちますし、1800mはベスト。
前述の通り、逃げ馬不在の為スローペースになる可能性があります。
となると4コーナーを曲がった後のよーいドンになる展開が一番現実的ではありますが、この馬の持ち味は長く良い脚を使える事だと思いますので、ハナを奪って先行、早めにスパートを開始し逃げ切る事が出来れば勝つチャンスは十分にあると見ます。
まとめ
今回のレースは混戦模様で、東京芝1800mの適性やここを目標にした仕上げという点を重視して選びました。
ですが当日の枠順とパドック次第では変動もあり得るので注意が必要です。
またパドック確認後、追記をしていきたいと思います。