中央競馬重賞

馬場状態について まずは12月2日の中山競馬場の馬場状態から考察したいと思います。 今週から中山競馬場にコースが変わります。開幕週となると、やはりイン前目コースを取れる馬が有利かなと思いましたが、外からの差しもかなり届くようであまりトラックバイアスは気にしなくて良さそうです。 これを踏まえて、現時点（12月2日8レース前時点）での注目馬をピックアップします。 注目馬 1頭目・本命 シルブロン 追い切りの動きを見て、即座に良いなと思ったこの馬を本命に指名したいと思います。前走、前々走と各々5着、8着と負けていますが両方とも共通点としては稍重馬場だったという事。良馬場想定での今回はもう一度見直せると思っています。４ヵ月の休み明けではありますがややマイナス馬体重で出てきてくれればとなお良いと思っています。3000m以上のレースもダイヤモンドSで3着と、長距離馬場適性は十分示しています。枠は10番枠とやや真ん中より外寄りではありますが、差し馬ですし丁度いいと思います。マーカンド騎手のエスコートに期待し、本命に指名します。 2頭目・対抗 キングズレイン 純粋な強さで言うと、やはりこの馬かなと思います。ほぼ本命の対抗の2番手評価です。勝ち鞍としては、札幌1800m、東京2000m、東京2400mと距離を伸ばし、長距離適性の片鱗は見えてきています。あとは未知の3600mですが、今回は最内枠の1枠1番を引けましたし、おそらくアフリカンゴールドが逃げるとは思いますが15番枠に入りましたし、先行して番手を取り有利なポジションで競馬が出来そうです。毎レース上がりを使えていますし、ロスない競馬で有利に立ち回る事が出来れば、この馬にも十分にチャンスがあるかなと思います。 3頭目 セファーラジエル 人気はありませんが狙ってみて面白い一頭だと思います。近走馬券内には絡めていませんが、前走アルゼンチン共和国杯では5着に健闘、上位に入った馬もG2レースで検討している馬ばかりですし、能力的には見劣りはしません。過去成績からも長距離レースは合っていますし、一発狙って面白い馬だと思っています。3番手評価に指名します。 4頭目 テーオーロイヤル 成績を見てもこの馬は左回りより右回りの方が向いているかなと思います。前走は一年ぶりのレースでしたし、度外視しても良さそうです。ダイヤモンドSの3400mでの勝ち鞍もありますし、距離適性は問題なし。近走は成績が振るっていない事もあり4番手評価ですが、復活に期待したいです。 まとめ 3600mレースは殆どの馬が未経験という事もあり、蓋を開けてみないと分からない事もありますが、この4頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。