2023年11月4日(土)京王杯2歳S(G2) 狙い馬考察

2023年11月4日(土)京王杯2歳S(G2) 狙い馬考察

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馬場状態について


まずは11月4日の東京競馬場の馬場状態から考察したいと思います。

良馬場からスタート想定。

先週からBコース替わりになりましたが、相変わらず内前先行有利なイメージ。

東京芝1400mといえば外差しのイメージがありますが、このレースは毎年荒れており去年は逃げた人気薄オオバンブルマイが勝利。

12頭立てで枠順の有利不利にはあまりこだわらなくて良さそうですが、脚質傾向とバイアスには注意が必要だと思います。
先週に引き続き、前が残る想定でいきます。

これを踏まえて、現時点(11月3日時点)での注目馬をピックアップします。

注目馬

1頭目・本命

コラソンビート


現時点での東京コースの適性、成績から見てもこの馬が1番手だと思います。

新馬戦は勝馬ボンドガール、チェルヴィニア、マスクオールウィンとオープン以上のレースで好成績を残しており、非常にハイレベルなレースでした。

前走のダリア賞で1400mは経験済みですし、同じ左回り距離のこのレースの適性も十分だと思います。
3カ月しっかり休んでここを目標にしてきたでしょうし、唯一の牝馬で誕生日も全頭の中で一番早いですし、成長込みで仕上がりが良いのはこの馬かなと思います。

早くも好成績を残しているスワーヴリチャード産駒、母父オルフェーヴルでパワーにも問題ありません。
枠順的にも先行押し切りしやすい枠に入りましたし、好走に期待したいです。

1人気想定ですが、本命に指名します。


2頭目・対抗

バンドシェル

新馬戦での勝ちっぷりが素晴らしく、見た瞬間に対抗の1頭に指名しました。
また追い切りの動くもとてもパワフルで力強く、好感が持てます。

京都芝1400m新馬戦、外枠でゲートで出遅れてしまいますが、不良馬場を上がり35.6秒で差し切り勝ちしています。
東京の広いコースで良馬場なら、どれだけ弾けるのかが楽しみです。

バンドワゴン産駒デビュー9頭で芝の好成績を残しているのはこの馬のみでまだまだ能力的に未知数な点もありますし、このレースは毎年荒れる傾向にあります。

狙ってみてかなり面白そうな1頭だと思っています。


3頭目

ロジリオン

新馬戦では出遅れで負けた理由が明白、その後は左周りのレースで好走しており前走の東京芝1400mでは1人気に推され、不良馬場ながら先行し勝ち切っておりタイムは1:23.1。
アグラードの未勝利戦勝ちタイム良馬場1:21.7と、さほど変わらないタイムでかなり優秀だと思います。

2枠2番の差し馬で最終コーナーを回って前が詰まる可能性だけが懸念要素ですが、東京コースと1400m適性という点でこの馬を狙ってみたいと思います。


4頭目

ミルテンベルク

新馬戦、小倉2歳Sと本命を打ち続けてきたこの馬を4頭目に指名します。

新馬戦から仕上がりが良く、かなり高い能力が見受けられます。
前走は2着に敗れてしまいましたが殆ど差はありませんでしたし、能力的には全く問題ありません。

鞍上もモレイラ騎手を据え、重賞勝ち鞍を取りに行く体勢は万全です。

ですが前走1200mから距離延長、左回りに変わるという事が懸念要素で少し評価を落とし4頭目評価まで。

まとめ


ここで名前の挙げなかった人気馬について触れておきたいと思います。

◆ゼルトザーム◆
この馬は新馬戦で本命を打ちました。血統からも馬体からも明らかにダート向きで、前走勝ったのはやはり不良馬場だった事が大きいと思っています。
芝の能力素質馬が集まる今回は厳しい展開になると想定しました。

◆アスクワンタイム◆
この馬は前走の小倉2歳Sでミルテンベルクの対抗に挙げた1頭です。
前走では最後方から大外差し切り勝ちでした。
今の東京コースでは先行有利がタフな事もあり、脚質的に差し損ねる可能性を考慮し評価を落としました。


混戦模様で人気も割れており、この4頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。