馬場状態について
まずは10月28日の京都競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
天気は曇りですが、ギリギリ雨が降らなそうなので良馬場想定でいきます。
先週と同様の馬場状態であれば、秋華賞の記事でも記述したように道中は内ラチ沿いから2頭分の伸びるポジションが有利。
今回は頭数がフルゲートな上に京都芝1400m外回りという特殊なコース形状上、熾烈な先行争いが繰り広げられそうです。
外枠に関しては差し馬勢が揃ってしまい、前に行く馬が少ないのもやや不利な印象があります。
スタートしてすぐに坂越え、その後下ってすぐスパート。小柄な馬というよりは、ペースを落とさず坂を上っていけるタフな中型以上の体型の先行馬や、その後ろを取れる馬がやや有利かなといった印象です。
これを踏まえて、現時点(10月27日時点)での注目馬をピックアップします。
追記:やや外差しが決まる感じになってきました。ポジション取り想定に注意が必要です。
注目馬
1頭目・本命
ルガル
枠順・脚質・鞍上・京都芝1400mの適性から、絶対に外せないのはこの馬だと思い本命に指名します。
ダートでしばらく使われ大事に乗られていた当馬ですが、ダートで鍛えられたスタミナは坂越えに合っているのか、好走歴を見ても圧倒的に高い京都芝1400m適性を示しています。
左回りよりは右回りの方が合っているイメージです。
3歳馬で斤量も2kgの恩恵を受けられますし、鞍上に武騎手を据え臨戦態勢。
スタートさえ決められれば、まず馬券内は外さないと思います。
2頭目・対抗
アヴェラーレ
混戦オッズの1番人気ですが、追い切りの動きが素晴らしく、対抗の1頭に指名しました。
1400mはもしかするとこの馬には少し短いかもしれませんが、京都芝1400mは1600mを使った後の好走率も高いので問題はないかなと思います。
前走で負かした相手もかなり強力ですし、充実期に入ってきているのではないかといった印象。
能力を発揮出来れば人気通り走ってくれると思います。
3頭目
グレナディアガーズ
G1馬ですし、個人的に1400mはベストだと思っているのでここも注目していきたいです。
前走の高松宮記念は1200mで少し短いと思っていましたし、このレースは現地で見ていましたがかなりの荒れ馬場で内容は度外視で良いと思っています。
左回りより右回りの方が合っていますし、相手を見ても抜けた存在だと思っています。
4頭目
スマートリアン
穴目から1頭この馬を指名したいと思います。
ベストは1600mだと思っていますが、前走の北九州記念で勝たれた相手はスプリンターズSの上位組でしたし、近走の成績が振るわなかったレースは荒れ馬場で、良馬場ではコンスタントに成績を残せています。
相手なりに走れるといった印象で、枠順も良いところに入りましたし強い馬を見ながら後ろに入れてレースが出来そうです。
京都コース適性も問題ありませんし、鞍上もベテランの柴田善臣騎手で良いポジションが取れそうで、穴目で内枠から差してきて一発穴を空けて欲しいところです。
まとめ
古馬混戦のG2という難しいレースですが、京都適性がある馬を中心に狙い目を定める方向で選びました。
人気もかなり割れておりますが、この4頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。