馬場状態について
まずは10月8日の京都競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
芝の短距離レースでは脚質に関わらず内枠、特に2枠辺りが有利に感じます。
内の伸びが良く、開幕週らしい馬場といった印象です。
10月8日の京都9レース清滝特別では、馬券に絡んだ馬全てが4コーナー前まで内ラチ沿いのインコースを通って来ており、ここのコース取りが重要になってくるのではないでしょうか。
京都芝2400mでは最初の直線が長く、ここで決まる隊列はかなり重要となってきますが、今回の出走馬では逃げ馬が不在。
そして3日間開催の3日目で雨予報。
少し荒れそうな気配でもあります。
先行して伸びるポジションを取れる馬もしくはイン突きして差して来れそうな馬をピックアップしたいと思います。
注目馬
1頭目・本命
ディープボンド
まずはフォトパドックから。
状態については問題なさそうです。トモ周辺の筋肉にメリハリが付きました。天皇賞春の仕上がりと比べるとやや劣りますが、宝塚記念に比べて上昇気配のあるデキであると見ます。
次に追い切りですが、栗東CW良を単走追い。フォームもキレイで素晴らしい好内容でした。
逃げ馬不在と前述しましたが、おそらくアフリカンゴールド辺りがハナを切っていくと思いますが大外枠ですので他馬は出たなりだと予想します。
この馬の脚質と枠順から、先行して非常に競馬しやすいポジションを取る事が出来ると思っています。
インが伸び傾向とも前述しましたが雨予報の為、差し馬には厳しい展開になりそうで、となるとこの馬のスタミナとパワーは更に展開に向きそうです。
京都コースは何度も走っており好走歴も多く、この馬の京都コース適性も全く問題ありません。
惜しいレースが続きしばらく勝ちから遠ざかっていますが、馬場状態やコース適性から考えてこの馬が一番向いてると思い、1頭目に挙げたいと思います。
2頭目・対抗
ブローザホーン
まずは追い切りから、美浦南W稍重を単走追いで重心を低く保ち力強く走れています。
フォトパドックもバランスよく映り、比較対象は前走札幌日経OPにはなりますが、上昇気配であると見ます。
京都芝2400mの1枠成績はあまり良くありませんが、今の京都の馬場状態ならむしろ好枠に思います。
どんな馬場状態でも上がり35秒台を出せるのはとても魅力ですし、稍重以上に馬場が悪くなれば更に展開が向きそうです。
何より前走の勝ちっぷりが素晴らしく、4歳馬で成長も見込めますしこの馬に期待を込めて2頭目にピックアップしたいと思います。
3頭目
ビッグリボン
古馬になってからの成長が目覚ましいです。
今回追い切り映像はありませんが、フォトパドックから引き続き好調気配と見ます。
枠順としてはあまり良くはありませんが、500kg馬体でパワーもありますし、この馬なら馬場の真ん中からでも伸びてきてくれると信じて3頭目に指名します。
4頭目
プラダリア
近走勝ちからは遠ざかっていますが、安定して成績を残せている点を評価したいです。
湿った馬場でも勝ち鞍はありますし、展開がハマってインから差して来るイメージでこれれば十分可能性はあると思います。
まとめ
やや重たい馬場を想定し、展開を有利に運べそうな馬からチョイスしました。
また近年牝馬の好走好走が目立つこともあり、1頭唯一の牝馬であるビッグリボンにはかなり期待したいと思います。