馬場状態について
まずは10月7日の東京競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
10月6日時点の考察ですが、東京開幕週という事で、芝の状態が良く基本的には内枠先行有利ではないかと思います。しかし東京芝1600mの勝ち傾向としては6~8枠に好走歴が目立ちますので注意が必要。
ですが今年のサウジアラビアRCは9頭立てですので、あまり枠順については気にしなくてよいのではないかと思います。
シンプルに強いと思った馬からピックアップしていきたいと思います。
注目馬
1頭目・本命
ボンドガール
おそらくかなり人気すると思いますが、やはりこの馬を一番最初にピックアップしたいと思います。
新馬戦は超ハイレベルな一戦でした。
2着馬のチェルヴィニアは新馬戦後にすぐに未勝利戦を勝っていますし、3着馬のコラソンビートはダリア賞勝ち、4着馬マスクオールウィンもダリア賞3着・カンナS2着、5着馬のアンジュグルーヴもダートで未勝利戦勝ち、6着馬のキャットファイトもアスター賞勝ちと、デビューから4カ月の間に2~6着馬まで次々と勝利を収めています。
また、東京芝1600mの稍重で上がり33.0は驚異的な数字であり、先行してこの上がりを出していますから相当なポテンシャルを秘めていると思います。
新馬戦と今回のサウジアラビアRCはどちらも東京コースではありますが、かなりパワーがありそうで右回りの坂があるコースでも問題なく力を発揮できそうです。
追い切りの動きも素晴らしく、引き続き好調状態であると見て、問題なく勝ち上がれると見ています。
2頭目・対抗
シュトラウス
2頭目にこの馬を注目馬にピックアップしたいと思います。
今回のサウジアラビアRCに出走する9頭の中で芝1600mを走った事がある馬は4頭ですが、このタイムを一つのものさしとして見るとシュトラウスの不良馬場で逃げて1:36:9の上がり34.5はかなり優秀であると見ます。
ゴンバデカーブースが良馬場で逃げて1:34.6の上がり34.7秒と比べるとかなり好タイムですし、新馬戦では全く追わずこのタイムでした。
それを考えるとこの馬のポテンシャルもかなり抜けていると思います。
開幕週で逃げ先行にかなり有利な馬場であると思いますし、ボンドガールに勝つとしたらこの馬しかいないと思い、対抗の2頭目に挙げたいと思います。
3頭目
ゴンバデカーブース
新馬戦は良馬場の東京芝1600mを逃げてそのまま勝ち切るというタフなレースを見せてくれました。
東京芝1600mの適性を見せてくれましたし、この馬の持つポテンシャルもかなり高いと思いますが、前述した2頭にはやはり少し劣ると見て3頭目に指名したいと思います。
4頭目
ウインアクトゥール
小頭数レースですが、4頭目にこの馬をピックアップします。
まず追い切りの動きも良かったですし、前走・前々走では新潟コースで好走歴があり、左回りの適正は十分です。
逃げ馬も多いですし、有力な馬が内枠から前に行ってハイペースになったとしたらチャンスはあると思います。
小柄な馬ですので距離短縮は良さそうですし、3着までならチャンスはあると思います。
まとめ
今回はあまりトラックバイアスを加味せず注目馬をピックアップしました。
かなりのハイレベル戦が期待出来そうで、どの馬が勝つのか楽しみです。