2023年10月1日(日)スプリンターズS(G1) 狙い馬考察

2023年10月1日(日)スプリンターズS(G1) 狙い馬考察

2023年10月1日
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馬場状態について


まずは9月30日の中山競馬場の馬場状態から考察したいと思います。

良馬場からスタート。この日の中山芝1200mは2レースありましたが、どちらも内枠先行前残りが顕著でした。
その他、特殊なトラックバイアス等は見受けられなかったように感じます。
ですが、丁度11レース前くらいに一瞬ではありますが雨予報になっているのが気掛かりです。

当日の馬場状態に注意しつつ、現時点(10月1日9レース前時点)での注目馬をピックアップします。

注目馬

1頭目・本命

ジャスパークローネ


この馬を1頭目に指名した理由をいくつか挙げます。

まずはフォトパドックから。
10カ月の長期休み明けから4月~8月まで毎月レースをこなし、この夏、一気に重賞馬まで駆け上がりました。使い詰めで疲れが見えると思いきや、馬体の筋肉質さは状態を保てており非常に見栄えよく映ります。引き続き好調に見えますし、間違いなくこの夏一番の上がり馬だと思っています。

次に前走のレース内容。平坦の小倉コースではありますが、ハンデ戦でトゥラヴェスーラの58kgに次ぐ57kgを背負い、後続を振り切って勝利しており能力の高さが見受けられます。
中山1200mの経験も3回走って1着2回3着1回と、中山適性は十分示しています。

そして追い切りですが、栗東坂路で単走ではありますが、GOサインが出てからの伸びがとても素晴らしいです。全頭の中で1番良かったと感じています。
外枠ですし、ハナを切るのは難しいのでおそらくテイエムスパーダの番手で競馬すると予想していますが、番手でも競馬が出来るよう想定した追い切り内容だったのではないかと思います。

また、鞍上の団野騎手は今年の高松宮記念を勝っており、非常に1200m戦が上手い印象です。

まだデータは少ないですが、Frosted産駒の中山芝1200mの3着以内率は2023年9月30日時点で100%でもあります。

不安要素は13番枠という事だけですが、これだけのプラス要素を持っている馬から狙ってみたいと思います。


2頭目・対抗

ピクシーナイト

前走のセントウルステークスでは僕自身本命の印を打っていました。
しかしスタートで躓いてしまい後方から。差し伸びてくるも届かずの8着。
8着という数字ですが、殆ど差のない着順でしたし最後はしっかりと伸びてきてくれています。

怪我をしてしまって以来、復帰してから大事に大事にレースをこなしてきた印象でした。
僕自身、セントウルステークスが終わってからこの馬が勝つのはまだ先だと思い今回のスプリンターズステークスでは軽視するつもりでいました。
ですがピクシーナイトのフォトパドックを見ると別馬になったように映り、セントウルステークスの時と比べて非常に身が詰まっています。特に肩回りの筋肉が素晴らしいです。

陣営が元々ここを目標に調整をしてきたのだとしたらこの馬体にも納得がいきます。

元々の能力では他の馬に引けをとりませんし、狙うならここだと思い2頭目に指名します。


3頭目

ナムラクレア

芝1200mの安定した好走歴ではこの馬が実力トップだと感じます。
懸念材料は中山芝1200mでの馬券内に絡んだ事がない点だと思っています。

昨年のスプリンターズステークスでは、外を回し差しが届かずの5着。
今回も外枠でしたら軽視するつもりでいましたが、今の中山芝のトラックバイアスを加味すると1枠1番という枠は絶好枠に感じます。

ですが、前述しました中山適性の疑問が残る事もあり、この馬を3頭目に指名します。


4頭目

ママコチャ

こちらも追い切り動きがとても良く、栗東坂路良で2頭で併せ、GOサインが出るやいなや一気に併せた馬を突き放しています。
前走では、1頭目に指名したジャスパークローネの2着でしたし、能力的には高いものを持っていると思います。枠順からも脚質からも非常に競馬しやすそうなポジションが取れそうです。

前走では初めての1200m戦でしたし、一度1200mを使った後なら更に反応も良くなりそうで、狙ってみて面白そうな1頭だと思い4頭目に指名します。

まとめ


最初にコース傾向について触れましたが、気にしつつも現状調子が良さそうな馬からピックアップしました。
混戦ムードが漂っており、展開次第ではどの馬にもチャンスがありそうですし、本番が楽しみです。