馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
土曜日に雨が降りましたが、日曜午前稍重表示も、午後から良馬場表示。
京都コースは改修工事により芝の排水効率が良くなり、乾きやすくなりました。
とは言え、パンパンの良馬場ではないと想定しています。
昨年の菊花賞の記事でも触れましたが、勝ち馬の馬体体重は過去10年間でほぼ500キロ以下。
キタサンブラックが勝った年のみ、3着まで全て500キロ前後。
この年はおそらくメンバーレベルが上位組が抜けていたのだと思っています。
今年のレースはクラシックが上位組ではありますが、ジャスティンミラノ以外は安定して好走しているわけではないですし、このレースは混戦模様なのではないかと思っています。
これを踏まえて、現時点(10月20日11レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎1.ピースワンデュック
デビューから2着を外していないこの馬を本命にします。
連勝からの菊花賞参戦は去年のドゥレッツァを彷彿とさせますし、この馬自身の心肺機能の高さを評価しました。
馬体重は452キロと、本音を言うと増やして出てきてもらいたかったところですが内内を回る競馬でカバーしてもらいたいところです。
この馬自身の走りも、頭を低くして掻き込むような走りで、ホームストレッチでの伸びも期待できると思っています。
2頭目
○13.アーバンシック
クラシック上位組は強いと思って皐月賞、ダービーと狙って跳ね返されてこの馬ですが、鞍上が変わって能力が引き出されたと感じています。
3度目の正直でもう一度狙います。
馬体重は510キロとやや大きめですが、ルメール騎手の3000mの成績を信用したいと思い対抗評価です。
3頭目
▲4.ダノンデサイル
ダービー馬という点で能力上位を考慮し3番手評価です。
かなりの大型馬で522キロ。好走馬体重のレンジからは大きく外れはしますが、能力上位なら実力で3着以内には持って来れると思っています。
3番手評価の理由としては、馬体重の点と、後追いするには一番危険なタイミングではないかと思っているからです。
それ以外は成長を感じられる馬体ですし、枠順は最高の枠を引きました。
他は不安要素はありません。
4頭目
▲16.へデントール
正直、ルメール騎手はこっちに乗ると思っていたので乗り替わりはびっくりしました。
前走は古馬相手に1.6倍人気に推され勝ち切り。
こちらも初重賞ですが、能力は高いものを持っていると思います。
馬体重は472キロでこちらも減ってしまいましたが、馬体重の好走ラインも良い。
枠もピンク帽の馬券内は多いレースですし、期待したい1頭です。
5頭目
爆穴17.アドマイヤテラ
メンバー中一番ステイヤー向きの馬体をしているのはこの馬だと思っています。
すらっとして無駄な筋肉が付いておらず、いかにもマラソン選手みたいな長距離向きの馬体。
体重も482キロと好走ラインをクリアどころか、今日の馬場は稍重寄りの良馬場で500キロからもう少しレンジが下がると思っているのでドンピシャ。
鞍上も京都を知り尽くしているレジェンドですし、穴目で一発を期待したいです。
まとめ
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。