馬場状態について
まずは12月10日の阪神競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
阪神コースに替わり二週目。
土曜阪神メインのリゲルSを参考にすると、馬券に絡んだ馬は中団より前目。
まだまだ内側の馬場はキレイで基本的には追い込み馬には不利かなと思います。
その他顕著なバイアスもなさそうですし、単純にコース適性と能力比べになりそうです。
2歳馬の輸送は不利との意見も見ましたが、過去レースでは関東馬の台頭がかなり多く、むしろ東京コースで活躍している馬が多くこのレースでも好走している印象です。
上記を踏まえて、現時点(12月9日時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
コラソンビート
京王杯2歳Sで本命にしたこの馬を本命に指名します。
前走は牡馬に交じって唯一の牝馬として出走。見事に全て撃破。
新馬戦はハイレベル戦でしたし、他の馬の結果を見ればやはり実力上位だと思っています。
新種牡馬スワーヴリチャード産駒は2歳から既に活躍している馬も多く、産駒の成績を見ても西東どこでもオールマイティに走れる印象です。
今回初の輸送ではありますが牝馬ですし、そこまで影響はないと思っています。
1ヵ月の休み明けでプラス体重ならなおさら好感触。
ただ、鞍上の横山武史騎手の阪神コース成績はあまり良くなく、それだけが不安要素ですが純粋な強さでは一番だと思い本命に指名します。
2頭目・対抗
アスコリピチェーノ
この馬は新馬戦、新潟2歳Sと2戦続けて本命に印を打ってきた馬です。
左回りでの切れ味はかなり鋭く、まさに東京・新潟・中京ではかなり好走すると思っています。
今回は右回り阪神コースで、前述の通り追い込み馬にはやや不利と言いましたが、枠順も内枠を引けましたしインインの最短距離を回って最終コーナーで内を突ける競馬が出来ればチャンスはあると思っています。
前述の通り東京コースとこのレースの成績は直結すると信じ、2番手評価です。
3頭目
カルチャーデイ
まず追い切りの走りがすごく好きなのが一つ。
新馬戦では小倉芝1200mの稍重で、先行して最後の直線で他馬を突き放し圧倒。
前走のファンタジーSでも再現のような同様の勝ち方を見せています。
阪神芝1600mは坂が厳しいこともありパワーが必要かなと思っていましたが土曜日のレースを見ていると先行して更にもう一段階ギアを上げてキレる脚が必要。
上記のこの馬の勝ちっぷりはピッタリだと思います。
ただ懸念要素が1200m、1400mと使ってきて更に距離延長の1600m。
過去1400mからの距離延長馬の成績はそれほどよくなく、この馬の適性部分が試されます。
ですがこの馬自体はかなり強いと思っています。
3番手評価に挙げたいと思います。
4頭目
ステレンボッシュ
この馬も脚質と枠順からかなり優位に展開を運べると思います。
輸送は初めてですが、サフラン賞で右回りマイルの適性は証明済み。
2着に敗れはしましたが殆ど差のない競馬でしたし、大外を回った分だと思っています。
展開有利に運べると見て、4番手評価です。
5頭目
ルシフェル
この馬も新馬戦で本命を打ちました。
3戦全てのレースで1倍台の人気に推され、結果を残してきています。
人気以上にポテンシャルは高いと思っています。
体型を見てもマイルもこなせそうですし、坂も問題なさそう。
ただ16番枠に入ってしまい、今の阪神はやや内枠有利な点もあると見て少し評価を下げました。
スタートが決まりポジションが取れれば十分上位争いは出来ると思っています。
名手の腕に期待したいと思います。
まとめ
オッズがかなり割れており、荒れ模様が広がる混戦ムードとなっています。
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。