馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
昨年同様、今週からBコース替わり1週目。
金曜から土曜にかけて雨が降りましたが、問題なく良馬場。なんなら超高速馬場まであります。
スローペース逃げなら差し追い込み台頭、ミドル以上なら差し追い込みはきつい展開が目立つ馬場傾向にあります。
今回はメイショウタバルが逃げ、2番手ホウオウビスケッツの形になると想定しています。
万が一タバルが逃げられなかったとしても、ホウオウビスケッツは昨年同様のラップを刻むはず。
3番手以下、タスティエーラ、クイーンズウォーク、セイウンハーデス、コスモキュランダ辺りになると想定。
ここでもう一つポイントは、マスカレードボールの位置どりになります。
出遅れやすい当馬は、ゲート後1コーナーまでにどこまで前目につけられるかか鍵になると見ています。
本日の芝コースでのルメール騎手の位置どりは、分かりやすく前に取っています。
勝ち馬も先行馬が多く、また東京芝2000mというコースの特性もあり、勝ち馬は6番手以内追走の馬から出ると踏んでいます。
もし出遅れるなら先行したい馬たちのさらに後ろになってしまいますし、頭まではイメージしにくいです。
土曜日の馬場は下位クラスでも上がり33.2が出るなど、わかりやすい高速馬場でした。
しかし土曜日東京12Rでのミドルペースでは、差し追い込みが馬券内に来れず、上がりがかかるタフな展開になりました。
土曜日の時点では、メイショウタバルはスローペース逃げだと踏んでいましたが、後ろが来れないとなるとミドルペース逃げになる展開も予想できます。
メイショウタバル逃げならミドル、逃げられずホウオウビスケッツ逃げになるならスローと見て、両方対応できる馬から狙いたいと思います。
これを踏まえて、現時点(11月2日11レース前時点)での注目馬をピックアップします
注目馬
1頭目・本命
◎5.タスティエーラ
昨年前目3番手からタフなレースを見せてくれた本馬を本命に指名します。
ミドルペースでもスローペースでも対応可能。
今年は昨年ほどの仕上がりではないと聞いていますが、それでも良い枠を引けた事は大きいと思います。
枠を生かして先行して欲しいところ。逆に先行出来なければ馬券内は厳しい。
展開一つ。レーン騎手に託します。
2頭目・対抗
○8.ホウオウビスケッツ
こちらも、逃げれば3着は固い、2番手追走でも同じく3着は固いと見て対抗指名です。
展開自体も昨年同様の内容、もしくはそれより早くなると見て前目でタフに粘れるこの馬を指名します。
理想は逃げ先行のオール前残りのイメージで。
3頭目
▲14.クイーンズウォーク
枠順が出るまでは本命候補でしたが、今回大外枠という事で3番手評価です。
こちらも前目先行してタフなレースもできる、マイルもこなせるスピードもあり、万能型だと思っています。
天皇賞・秋は形態と傾向から、どうしても真ん中より内枠が有利のレースであり、勝ち馬は連対は近年内枠ばかり。頭まではないも、先行出来てなおかつタフなレースになれば前目で粘る事は可能です。
大外枠の先行は割引要素ですが、隣のメイショウタバルが前に行くので、追走はしやすそうです。
川田騎手渾身の一鞍でインタビューもなし、相当気合いが入っているとメタ読みしています。
4頭目
△13.メイショウタバル
天皇賞・秋で逃げ粘りは厳しい事は承知ですが、武豊の絶妙なラップでの逃げに今年のG1は2度もやられました。ピンパーは承知で△印を打ちます。
理想はオール逃げ先行馬での決着。
絶妙なラップでエスコートして欲しいです。
5頭目
△3.ジャスティンパレス
内枠の差し馬から一頭、この馬をもう一度狙います。
実力は上位。一昨年は6番枠から2着、昨年は11番枠から4着と、枠での僅差だと思っています。
団野騎手に乗り替わりもプラス、腹をくくって枠の有利を生かしてロスなくイン突きしてもらいたいです。
まとめ
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。
