馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
新潟の芝はAコースのままですが、この新潟記念のみ外回り2000m外回りコースで行われるのが注意点かなと思います。
現在の新潟芝は、ホームストレッチで明らかに内を開けているレースが多く見られます。
ワンターンの競馬場でAコース外回りで内を開けて外差しで走るとなると、差し追い込みの馬はかなり外を回らされる可能性があります。
また新潟の芝は土曜の3勝クラスでも34秒後半の上がりタイムの馬場で、芝の状態も思ったよりも外差しにならないと見ています。
日曜新潟8Rではマカナが33秒台で差し切りましたが、これは前に行った馬がそれなりに飛ばしていたレースで、新潟記念では逃げ馬がコスモフリーゲンしかいない事を考えると、スローペース濃厚かなと予想しています。
またこの展開でスローペースになると基本的には前残り馬場と見て、基本的には真ん中より内の馬から選びたいと思います。
また、エネルジコについては次走目標が菊花賞と考えると、本来なら京都新聞杯か神戸新聞杯になるはずですがここを使ってきた意味を考えると一番は短いスパンでの関西輸送を避けたのではないかと見ています。
新潟なら関東からも近いですし、今回は叩き濃厚、展開も向かないと見て今回は軽視したいと思います。能力が抜けているなら勝ち切ると思いますし、次走は文句なしの本命候補です。
これを踏まえて、現時点(8月31日11レース前時点)での注目馬をピックアップします
注目馬
1頭目・本命
◎6.クイーンズウォーク
フォトパドックから、前走に比べてキ甲が抜けて成長を見せたこの馬を本命にします。
フォトパドックから一目で本命にしました。
前走のヴィクトリアマイルでは対抗馬に指名しましたが、この馬のベストはやはり2000mだと思っていますし、左回りではホウオウビスケッツにも勝った実績があります。
新潟の芝はややタフな点から見ても不良馬場で金鯱賞を勝ち切っているのも好材料ですし、逃げ馬がコスモフリーゲンしかいない点からも3,4番手につけてロスなく回す競馬を選択すると思います。
となればホームストレッチでは馬場の良いところを選んで走れますし、スローなら後ろが差せないペースで押し切り可能と見て、本命です。
2頭目・対抗
○12.シランケド
対抗馬は同じくヴィクトリアマイルで接戦をこの馬にします。
不安材料は乗り替わりだけで、能力は抜けていると思っています。
レースは最後方からにはなってしまいますが、タフな馬場でも実績がある馬ですし、内の荒れたところを走ってもこなせると見ています。
3頭目
6.コスモフリーゲン
思ったよりタフ馬場という点を加味して、3着には残る可能性があると見てこの馬を3番手評価にします。
5歳馬ながら9レースしか走っておらず、まだまだ元気な馬でですし、デビューから掲示板を外していない点も好感が持てます。
無理に競りかける馬はいないと見て、マイペースの逃げに持ち込んで粘ってほしいです。
まとめ
この3頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。
また、穴馬で
9.ディープモンスター
14.アスクカムオンモア
この2頭の3着にも期待しています。