馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
東京は現在稍重ですが、短距離戦では距離延長組、前目の粘り込みが強い形です。
この事から、今の東京芝はスピードで押し切れる馬場、逆にスピードが削がれる形になると厳しい馬場。そこまで差しが届く印象はありません。
8Rの2400m戦では、前目に付けた人気馬のワンツー。4着に逃げ粘ったイクリールを強気で狙いましたが結果は4着。
3着に穴を空けた1枠1番プリスマジコをパドック、レース共に見直しましたが、デュアルウィルダーの後ろをぴったりマークしてインインをロスなく走っていました。
昨年のダノンデサイルとほぼ同じ形。
このレースは内枠で先行出来たこの馬に展開が向きましたが、内枠有利というよりは内に入った馬が有利なイメージ。
本番はどの馬がこのポジションに収まるか?そしてクロワデュノールの後ろのポジションに入るかで着順は大きく変わってきそうです。
また昨年のダービーでは、過去傾向から480kg馬レンジで狙いましたが結果は500kg馬のワンツー、なぜ違ったのかとずっと思っていましたが、
今年のNHKマイル、ヴィクトリアマイル、オークスでは
全て470kg以上の馬で馬券内という結果からも、今の東京芝はかなり馬格が求められる馬場だったと推察します。
それを軸に前目でスパートをかけられる馬を狙っていきたいと思います。
これを踏まえて、現時点(6月1日11レース前時点)での注目馬をピックアップします
注目馬
1頭目・本命
◎13.クロワデュノール
フォトパドックからは前走からさらに上昇。
情報では、皐月賞では仕上がり途上だったそうで、ここがメイチだと思っています。
馬場感からも前目に付けて先行押し切りの形が向くと思っていますし、皐月賞で負けたからこそここで勝つのはこの馬だと思っています。
2頭目
○7.ミュージアムマイル
当初はダービーでの評価は低かったですが、馬場感から対抗評価です。
皐月賞ではファウストラーゼンによる展開が向いた1頭ではありますが、能力がないと皐月賞を勝つことはできないかなと思います。
モレイラマジックで勝った感は否めませんが、能力上位。
この馬も先行できる大型馬で、前目にポジションを取れれば十分好走のレンジには当てはまると思います。
3頭目
▲9.ジョバンニ
2400m戦という舞台からサトノシャイニングとこの馬がドンピシャの馬体をしていて、どちらにするか迷いましたが、自在性の高さと枠順からこちらを3番手評価にします。
どのコースでも上がり34秒台、同じ上がりをコンスタントに出せるこの馬は、馬場問わず前目に付けられればロンスパ力は高いと思っています。
鞍上の松山騎手は今週馬券内がなくそれだけが不安要素ですが、昨年ダービー3着の腕に期待したいと思います。
まとめ
この3頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。