馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
今週から中山芝はCコース開催。
4コーナーがきつくなるも、上がり32秒が出る高速馬場。
前目残りのイメージですが、4角からまくって上がっていく競馬も可能。
逃げ残るというわけではなく、基本的には先行4,5番手のポジションが圧倒的有利。
土日の馬場を見ると3枠の小柄な馬の好走が目立ちます。
土曜7R
5.アンドローゼス7番人気2着 差し馬 454kg
日曜4R
6.テンミラージュ9番人気3着 差追込馬 442kg
3枠が有利とまでは言えませんが、内枠の先行馬は少し消しづらいなと感じました。
そして軽量馬が好走している事から、今の中山Cコースはコーナーが膨らみやすい事から、500kg超えの大型馬よりはピッチが短く走れる小柄で瞬発力がある馬の方が有利なように感じます。
本番はG1でレベルも上がり、馬体重のレンジはもう少し上がりそうです。
ポイントとなるのは17.ファウストラーゼンがここ2戦で見せている捲りの形。
しかし、手の内がばれていることと、中山Cコースでフルゲート、先行馬が多いこのレースで無理してでも捲っていくのか?捲っていくとしたらこの後ろは絶好のポジション。
Aコース、Bコースでは捲りが決まったがCコースはどうなのか?
この展開読みをどうするかで結果は変わってきそうです。
最後に、危険な人気馬として16.サトノシャイニングを挙げたいと思います。
外枠を引いてしまいましたが、この馬の馬体と跳び・コーナーリングでは、今の中山Cコースには合わないかなと感じました。
前走のきさらぎ賞では4コーナーから捲っていく競馬でしたが、ファウストラーゼンの捲りと先行馬の数を加味すると、かなり大外を回らせられる事になるかなと思います。
前目にポジションが取れれば問題ないかもしれませんが、内枠の馬達もポジションが欲しいでしょうしかなり難しいかなと思います。
これを踏まえて、現時点(4月20日11レース前時点)での注目馬をピックアップします
注目馬
1頭目・本命
◎10.クロワデュノール
フォトパドックを見た時から一目で本命です。
イクイノックスの天皇賞を思い出したぐらい仕上がりは抜群です。
太かった東スポ杯で圧倒的勝利。
続くホープフルステークスでは危なげなく勝利。
新馬戦後からダービーを目標としたローテーションで、能力と仕上がりからも皐月賞・ダービーの2冠は十分狙える馬だと感じています。
馬体重は500kgと発表がありましたが、ギリギリ大丈夫思います。
1つ目の戴冠を見守りたいと思います。
2頭目
○15.ヴィンセンシオ
人気サイドからなら対抗で狙いたいのはこの馬です。
前走の弥生賞ではプラス10キロで出走。
休み明けではありましたがやや緩さが残る仕上がりでした。
それでいて、逃げる馬もおらず前に押し出される形になりました。
道中ではファウストラーゼンが捲る形で上がってきましたが、競りかける事もなく先頭を譲り2着。目標はここではなく皐月賞、そして必要なのは優先出走権だと言うことでの2着だったと思います。
1・3着は後ろから来た馬ですし、前に行った馬で唯一残ったことを考えるとかなり強い競馬だったと思います。8割の出来でのレースで稍重のダメージもそこまでないはずですし、
本番では着順入れ替わりまであると思っています。
3頭目
▲6.マスカレードボール
中山は合わないと見て切る予定でしたが、馬場を見て急遽評価を上げます。
ホープフルSで中山適性を疑いますが、この時は18番枠、このレースの上位入線は直線勝負に賭けたジュタと上がって行ったファウストラーゼン以外は全て内枠の馬。
今回は6枠という素晴らしい枠を引けましたし、先行して馬群に入れられればコーナーもある程度曲がれるかなと思います。
直線コースさえ開けば一発あると思います。
とは言え飛ぶ事も十分に考えられるため、3番手評価にとどめておきます。
まとめ
穴.14カラマティアノス
直線は追い風という事で、差し差しの可能性も考えこの馬を穴に指名します。
日曜9Rで戸崎騎手はインを選択しましたが、それを見てこの馬で内に潜り込み、イン突きの可能性も。もちろん外差しでも良さそうですが、いずれにせよ進路取りには注目です。コースさえあれば前走で見せた巧みなコーナーリングで加速し末脚発揮出来ると思っています。
この3頭➕穴馬がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。