馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
中京の現在の芝状態としては、ホームストレッチ内から5頭分くらいまで遠目から見ても明らかに分かるように、相当芝が剥げています。
2000mや2200mでは外の差しが決まっていますが、1200m・1400m・1600mでは内が良くないにも関わらず内を通って残した馬が好走しています。
土曜日のレースでは個人的にパワー向きだと思っているフードマンが先行押し切り勝ち、パワーホールが逃げ切り勝ち、新馬の後ダート替わりで狙う予定だったマッドマックスが快勝など、内を通った逃げ先行馬が勝っている事からも、必ずしも内が使えないという事ではなくむしろ内を通れるパワー型のタイプが好走出来る馬場、という点がポイントだと思っています。
3日間ので穴を空けているのはキズナ産駒、ハービンジャー産駒、重馬場で好走している馬、今年限りの秋の荒れ芝京都でも好走している馬、札幌などで好走している馬が挙げられます。
そして圧倒的に内有利ではありますが、外から逃げ先行でインを取って逃げた日曜メインの17番枠グランテストがいる事からも、前に行ける馬なら外も可能性としてはあります。
これを踏まえて、現時点(1月13日11レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎1.マイネルチケット
軸候補。
相手なりに走れる馬で既に結果を残していますし、欠点という欠点がないのが魅力かなと思います。
父ダノンバラード母父マツリダゴッホでパワー馬場も問題なし。
1枠1番で先行できますし、枠も良い所に入りました。
前が詰まるのだけが怖いですが隣の枠ノタイセイカレントは2戦続けて出遅れ、その隣のアクルクスは差し馬ですしゲートの後出して行けばそれなりのポジションで競馬が出来ると思います。
ですが前述の通り、相手なりに走れる馬ではありますが決め手に欠ける脚があるわけではないという欠点がありますし、展開としても勝ち切れるかどうかまでは怪しいですが、軸としては最適と見ています。
2頭目
○4.リラエンブレム
馬場状態から急遽対抗評価です。
父キズナ産駒で新馬戦は秋の京都マイルを4角から捲って上がり最速の差し切り勝ち。
内容的には強い競馬だったと思います。
枠順も今週、京都短距離で圧倒的に結果を出している3枠の良い枠に入りましたし、馬場傾向から一気に評価を上げました。
ただ鞍上の浜中騎手はそれほど成績がふるっていない事と、1戦馬で頭数が増えて揉まれた場合がどうなるかだけが不安ですが、ポジションを取って競馬を出来れば直線で使える脚は十分にあると思っています。
3頭目
▲2.タイセイカレント
前日まで対抗評価でしたが、馬場を見て3番手に落としました。
前前走は出遅れからの追い込みで2着。
逃げてよし差して良しは魅力だと思います。
前走の朝日杯は大外枠に入ってしまい、掲示板は全て内を通った馬でノーチャンス。
度外視で良いと思っています。
今回は折り合い重視の鞍上と見てポジションを取る事を期待しています。
後ろからになると少し不利かなと思いますが、能力に期待したいと思います。
まとめ
この3頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。