馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
今年秋の中山芝コースは、高速馬場なイメージがありますが大外後方一気の差しでバンバン穴を空けており、一概に高速馬場とは言えない傾向にあると思っています。
▪️オールカマー2200m
リカンカブール8枠14番12番人気3着
▪️スプリンターズS1200m
ルガル7枠13番9番人気1着
▪️ステイヤーズS3600m
シルブロン8枠13番12番人気2着
▪️ターコイズS1600m
ビヨンドザヴァレー6枠12番6番人気2着
▪️有馬記念2500m
シャフリヤール8枠16番10番人気2着
平場も合わせるともっとありますが、重賞だけでも人気薄で穴を空けているパターンなのはほぼ全て外枠の馬が外を回して大外差しor追い込みの展開です。
12月28日4R2歳未勝利戦
6枠11番8番人気マイネルアウルムは典型的なこのパターン。それにしてもすごい伸びでした。
中山7Rは人気馬が強く1,2人気のワンツー+毎回上がり3位以内の1.ケイツークローンでした。
騎手のコメントからは「時計は早いが乗っていて早く感じない。グリップが効く」ともありましたし、この事からも綺麗な馬場の進路を取れる外の差しが向いていると感じました。
例年外枠不利と言われている中山の暮れですが、今年に限っては外枠は不利ではなく有利と見ます。
しかし、今回のメンバーで外枠の馬を見ても上がり最速3位内を使えている馬は多くいますが全て逃げ先行ばかりで、望む展開の中段やや後ろからの差し展開を狙う馬が見当たりません。
ですので今回は能力上位馬+内枠から外に進路を取り差し脚を使える馬を中心に狙っていきたいと思っています。
これを踏まえて、現時点(12月28日11レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎6.クロワデュノール
紛れもなく能力上位馬で、前走の東スポ2歳Sではかなりの太め仕上がり。
にもかかわらず上がり最速で勝ち切り、能力の高さを見せました。
今回は調教後馬体重は-12キロという事ですが絞れた分ですので全く問題はないと思っています。
輸送減りも心配されるかと思いますが、ここを見据えての新馬、2戦目共に東京に輸送してレースに臨んでいますし問題はないかなと思います。
枠も最高の枠に入りましたし、1着を期待したいです。
2頭目
○1.ジョバンニ
野路菊Sでは素質馬エリキングの2着でした。この次のレース京都2歳Sでは少し評価を落としましたが、結果はエリキングの後ろから差して2着。想像以上に強い馬だと感じました。
ホープフルSはエリキングが出ればクロワとの勝ち負けで予想してましたが怪我で休養、となれば次点の能力上位はこの馬だと思っています。
1枠1番という乗り難しい枠に入ってしまいましたが、先行してある程度前目につけて欲しいです。
3頭目
▲8.デルアヴァー
フォトパドックから1番手指名はこの馬です。一目で良いと思いました。
前走は馬体を増やして出走も、出遅れからの前残り決着馬場でノーチャンス。
今回は更に馬体を増やした上に今の中山コース替わりは間違いなくプラス。
枠的にも良い枠に入りましたし、真ん中から差しを狙いたいところですが前に行きたい馬が多く後ろからになる可能性が高いです。
となれば4角からの捲り差しを期待したいです。
とにかく一発狙いの馬。
4頭目
△18.マスカレードボール
外枠の差し馬ならやはりこの馬かなと思います。
前走のアイビーSでは差し返す場面があり、先行して上がり最速が使える上に長く良い脚が使えるのは素晴らしいと思いました。
18番枠の勝ち馬は過去10年ないですし頭はどうかなと思いますが、2,3着なら可能性は十分あると思っています。
5頭目
爆穴4.クラウディアイ
文字大きくできませんでしたが爆穴で楽しみにしている1頭です!
前走の京都2歳Sではパドック1番手に挙げましたが、京都の馬場が向かなかったかなと思います。
その中で3着は能力が高いと思ってますし、今回外差しが効く中山に替わるのはプラスだと思っています。
4番枠でちょっと内枠に入ってしまい、外枠ならもっと印は上位でしたので穴指名です。
爆発力がある馬ですし、穴目で一発期待したいです。
まとめ
この5頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。