馬場状態について
馬場状態から考察したいと思います。
阪神競馬場改修によるロングラン開催でかつてないほど芝は荒れています。
阪神JFではCコース最終週で1800からの距離短縮馬のワンツースリー。
今週もその傾向かと注意して見ていましたが、今週からはDコース開催でまた少し馬場が変わっていそうです。
傾向からは、
・早い上がりが使えるような切れる馬より、どちらかと言うとダート馬っぽい馬向き。
・平場なら440キロ〜470キロ前後が勝利ライン。クラスが上がるにつれて体重ややアップ。
重賞では460キロ〜480キロ以内を狙いたい。500キロ超え評価下げ。
・ハービンジャー好走傾向。
・サンデーサイレンス系好走傾向。
・内枠は良くないが3番枠が2着連続で来ているため4角後外に出せれば問題なし。
・大外枠は逃げ先行なら。差し追い込み不利。
・走りやすそうなのは4・5・6枠の真ん中の枠辺り。
箇条書きですが感じたのはこの辺りです。
本日(12月15日)の京都5R新馬戦で狙った馬もほぼ全て血統・馬体重からこのラインを狙いました。
結果はミッキーアイル産駒のノクナレア462kgの差し切り勝ち。単勝的中しました。
また3着に突っ込んできた13番シャルメイビスは430キロのハービンジャー産駒でしたが、パドックではパッとせずノーマークでした。
もちろん重賞ではまた少し展開や傾向の変化はあると思いますし、騎手心理から必ずしもそうとは言い切れませんが予想の軸にしたいと思っています。
これを踏まえて、現時点(12月15日8レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
◎2.アドマイヤズーム
フォトパドックから一目で本命にしました。
戦績や経過によっては印を変える予定でしたが、前走の勝ち方がかなり強かったですしデビューからここを目標にレースをこなしてきている事を加味して、期待の本命です。
新馬戦では4着に敗れるもゲート後に他馬と接触、リズムよく走れずの敗戦。
続く2戦目では、ドウデュースと併せ調教を行い臨戦体制。
結果は先行からの押し切りで3馬身差、ノーステッキの圧勝。
ただ京都マイルは内回りしか経験がなく、今回は初めての外回りにはなりますが
先行から5、6番手ポジションをキープして先行押し切りの形に持っていければグレナディアガーズのイメージで勝つ可能性は十分にあると思っています。
父モーリス産駒でパワー馬場は問題ないですし、4Rでは3番枠のモーリス産駒が2着に来ているのも追い風だと思っています。
馬体重も前走466キロで好走ラインドンピシャ。
土曜日7番人気→現在5番人気で少しオッズ妙味がなくなってきていますが、期待しています。
2頭目
○8.アルテヴェローチェ
対抗評価は同じモーリス産駒のこの馬を指名します。
前走サウジアラビアRCはレベルの高いレースでしたし、稍重馬場を差し切って勝った事は高評価です。
差し馬とはいえ、2戦とも4、5番手でレースをしていてどちらかというと先行タイプだと思っていて展開も問題なさそうですし枠も最高の枠を引きました。
ただ鞍上の武豊騎手は2歳重賞の成績は良くなく勝ち切るイメージも沸かないため対抗評価までです。
とは言え3着は外さないと思っていますし、軸候補です。
こちらも前走馬体重458キロで好走ラインドンピシャ。
3頭目
▲11.ニタモノドウシ
3番手評価は前走札幌勝ちのこの馬を指名します。
前走ではゴリゴリの人気馬を抑え番手からの差し切り勝ち。
僕はミリオンリーズから行っていたのですが、レース後にニタモノドウシは思った以上に強かったなと感じました。
今の京都芝は前走札幌組がなかなか好走しており、今回100m距離延長にはなりますが、今の京都は前述の通り6枠の好走も目立ちます。
同枠のパンジャタワーと迷いましたがこちらは距離延長→更に延長で、今の京都では少しきついと思い評価を下げました。
勝ち切るまでは難しいとは思いますので2、3着候補です。
4頭目
△16.タイセイカレント
評価だけならアルテヴェローチェよりも上なのですが、前走出遅れてしまった事と大外枠に入ってしまった点を考慮して4番手評価です。
ゲートを決めて前に行ければ馬券内は十分にあると思っています。
こちらもモーリス産駒。
今年はモーリス産駒3頭に期待したいです。
まとめ
この4頭がどこまで上位に食い込めるか楽しみです。