馬場状態について
まずは11月26日の京都競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
いよいよ京都開催最終日。内ラチ沿いの芝はかなり剥げてしまっています。
25日の京都最終芝1200mを見て、基本的には5番枠からの内枠先行有利といった印象。
内ラチから5頭分ぐらいの芝はかなりタフそうで、内枠から先行して残るには500kg前後くらいの馬格が必要そうです。
その他は先行450kg前後の軽量馬と先行して馬場の真ん中あたりの芝のキレイなところを走れる馬が有利といった印象。
これを踏まえて、現時点(11月26日10レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
ルガル
スワンSでも本命を打ったこの馬にもう一度本命の印を打ちたいと思います。
前走では2枠2番の枠に入りましたがまさかの出遅れ。
差しの競馬になってしまいましたがそれでも後方から脚を使って4着と惜しい競馬でした。
このメンバーの中では実力上位だと思っています。
枠順も10番枠と真ん中の枠を取れましたし、脚質からも前目に付けて先行押し切りを期待したいと思います。
2頭目・対抗
エイシンスポッター
脚質は差し馬ですが、枠順的に差し馬としては有利なポジションを取れそうです。
前走はG1スプリンターズS、前々走のセントウルSはテイエムスパーダが逃げ切る特殊な馬場でノーチャンス、その前のCBC賞も然りでなかなかこの馬の展開になる競馬が近走は出来ていない印象です。
4走前の鞍馬S京都芝1200mでは不良馬場を追い込み1着で、重たい京都の馬場の適性は問題ありません。
また鞍馬Sで好走した馬は、このレースでも好走しています。
勝ち鞍も小倉1200mを1勝クラス、2勝クラスと勝ち上がっており、平坦小回りコースの適性も高いです。
適性は十分示されていますし、人気も落ちる今回は狙い目だと思っています。
2番手評価に挙げたいと思います。
3頭目
ショウナンハクラク
枠順からも適性からも有利に運べそうなこの馬を3番手評価にしたいと思います。
前走の醍醐Sでは良馬場の京都1200mで1着。
福島の1200mでも2連勝での1着の好走歴があり、小回りコースの適性は高いです。
稍重以上に馬場が悪くなると一気に成績が悪くなるので馬場が悪いレースには向かなそうですが、枠順的には芝の良いところを走れそうで、上手くコース取りをして有利に展開を運んでもらいたいです。
4頭目
ビッグシーザー
この馬も京都芝1200mの適性は高いと思っています。
父ビッグアーサーもこのレースでの好走歴あり。
前走のオパールSでは最後の直線でドン詰まりそのまま失速。
枠順も良いところに入りました。
前走度外視、前々走のセントウルSも前述の通り特殊なレースでしたし、これも度外視として、適性の高さから4番手評価に挙げたいと思います。
5頭目
バンデルオーラ
穴馬から1頭この馬を指名したいと思います。
過去のデータを見てみると、面白い事に新潟の千直の出走歴がある馬が好走している傾向が見られます。
また前々走で小倉の稍重1200mで1着という成績があるのもプラス要素です。
京都コースは合うと思いますし、ロスのない競馬で穴目で一発を期待したいと思います。
まとめ
オッズは混戦ムードで、この5頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。