馬場状態について
まずは11月19日の京都競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
ようやく良馬場まで回復しましたが、土曜日は全日稍重馬場でした。
先週の傾向から軽量体重馬差しを狙ってみたりもしましたが、それなりにパワーが必要のようで、ダート向きタイプのような馬の好走が目立ったように思います。
それから外差しは決まるようで有効。
これを踏まえて、現時点(11月19日11レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
シュネルマイスター
前走の毎日王冠では二度進路変更してから伸びており3着。
一番強い競馬をしたのはこの馬だと思っています。
1800mではなくマイラーだと思っていますし、1600mはベスト。
マイルCSは3回目の挑戦ですが、ここで初めての京都コース。
ですがマイラーズCでの勝ち鞍もあり、京都適性は問題なし。むしろこちらがベストだと思っています。
前回のマイルCSはスプリンターズSの1200mを使っての距離延長で追走に苦労したと思っています。
今年は前々回と同じローテでの挑戦で、臨戦態勢。
欲を言えばフォトパドックは安田記念の時が良さそうに見えましたが、問題は無さそうです。
上記の理由から本命に指名します。
2頭目・対抗
セリフォス
対抗の中で一番強いと思っているのはやはりこの馬です。
昨年のマイルCS覇者で、1600m戦の一線級であり能力的には上位。
ただフォトパドックでのトモの筋肉について、安田記念と昨年のマイルCSに比べてやや見劣りするように見え少し不満が残る点があり対抗評価まで。
川田騎手もこのコースは大得意ですし、初めての京都コースですが昨日の京都芝短距離ではダイワメジャー産駒の好走も光り、血統的には適性は十分です。
3頭目
ナミュール
展開から見て外差しで来やすそうなのはこの馬かなと思い3番手評価です。
前日の京都メインでは大外枠16番のディープモンスターがすごい脚で追い込んできました。
今日の京都芝短距離は、460kg前後の差し馬の外差しがかなり効いています。
フォトパドックは少し物足りないですが、展開が噛み合えば十分上位着順は狙えると思います。
4頭目
ソウルラッシュ
G1レースではなかなか成績が振るいませんが、G2レースではやはりこの馬の強さが目立ちますし、強いと思っています。
しかし最内枠を引いてしまい今の外差し馬場という中で、差し馬であるこの馬の立ち回りが非常に難しくなってしまいました。
ですが鞍上はモレイラ騎手という事で軽視する事は出来ませんし、4番手評価です。
5頭目
ダノンザキッド
今日の京都は外差しが決まっていますが、内枠大型馬の先行が残るパターンも台頭しています。
今日の当馬は最高馬体重という事でパドックには注意ですが、この馬の持ち味は時計が掛かる馬場で先行して長く良い脚を使えるといった事が強みです。
欲を言えばもう少し内枠の黒帽辺りに入って欲しかったですが、この馬の持続力に期待です。
まとめ
2強がやはり抜けている印象です。残り1席にどの馬が来るのか非常に難関ですが、この5頭がどれだけ上位に絡めるかが楽しみです。