馬場状態について
まずは11月18日の東京競馬場の馬場状態から考察したいと思います。
前日に雨が降りましたが、なんとか良馬場スタート。
良馬場まで回復しました。差しも問題なく届く印象ではありますが、明らかに細い馬の内枠先行前残りがありました。気持ち稍重寄りの良馬場想定でいきます。
今回の出走馬は珍しく逃げ先行脚質馬のみ。
展開的に差し競馬になる馬もいると思いますが、全く想定が付かない上に今日の馬場では前述の稍重寄り想定で差しはやや不利かなと思っています。
となると、ゲートが良く先手が取れる馬か、小頭数ではありますが内枠の馬が有利かなといった印象です。
先行逃げからのロングスパート勝負になると見ています。
これを踏まえて、現時点(11月18日5レース前時点)での注目馬をピックアップします。
注目馬
1頭目・本命
フォルラニーニ
新馬戦と追い切りの動きからも、この馬をまず本命挙げます。
新馬戦は稍重の中山2000mを先行して上がり最速で勝ち上がり。
馬場の悪いコースで勝てているのはプラスですし、勝ち方も2着の馬と併せたのち突き放しており稍重の中山でこれはかなり強い勝ち方だったと思います。
この馬のピッチ走法は今回の馬場にも合っていると思います。
距離短縮も良さそうで、枠は外目になってしまった点だけが不安要素ですが鞍上のルメール騎手の手腕に期待します。
2頭目・対抗
ミカエルパシャ
この馬は新馬戦で本命にした馬です。
ラケダイモーンという1番人気馬がいましたが、体型的にもミカエルパシャが差し切るだろうなと思っていたらまさかの逃げ切り勝ち。かなり強い競馬でした。
前走で左回り適性は十分示しています。
またローテ的にも4カ月半しっかり休んでここを目標として仕上げてきたと取れます。
鞍上も継続騎乗ですし枠も絶好枠に入りましたので、思い切って逃げて欲しいです。
3頭目
ショウナンラプンタ
この馬は新馬戦のレベルが高かったと思います。
その中で出遅れからの後方から大外を回して差し切り勝ち、大型馬ですが見事な脚でした。
本来なら阪神や京都の方が良さそうですが、馬場傾向からみて先行押し切りの展開ならこの馬に向くと見て、3番手指名とします。
4頭目
サークルオブジョイ
人気はありませんが、狙ってみて面白そうなこの馬を対抗に指名します。
新馬戦は阪神芝1800mを5番人気ながら先行して抜け出し勝利。
東京のキレる馬場向きの体型ではありませんが、最終コーナーで抜け出せる力とロングスパートがこの馬の持ち味だと思います。
今回のレースは差し馬がいない事もあり、先行馬のロングスパート勝負になると見ています。
前述の馬場傾向も加味するとピッチ走法のこの馬にも合っていますし、新馬戦の勝ち方からもチャンスは十分にあると見ます。
まとめ
1番人気想定のファーヴェントは、走法から今回は馬場傾向に向かないかなと思い名前を挙げませんでした。左回り1800mはベストだと思いますが、この馬はパンパンの良馬場の方が良いと判断しました。
オッズは混戦ムードで、この4頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。