2023年10月28日(土)アルテミスS(G3) 狙い馬考察

2023年10月28日(土)アルテミスS(G3) 狙い馬考察

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馬場状態について


まずは10月28日の東京競馬場の馬場状態から考察したいと思います。

良馬場想定。

今週からBコース変わりで、3m内柵の位置が変わります。

先週までは逃げ先行馬がやや有利で、極端な追い込み馬やキレが持ち味の差し馬には厳しい馬場だったように思います。
ですが今週からはコーナーもやや緩やかになり、ようやく差し馬の出番が来そうです。

アルテミスSは頭数も少なく、枠の有利不利はあまり関係なさそうで直線での力比べになると想定します。

当日の芝の馬場状態に注意しつつ、現時点(10月27日時点)での注目馬をピックアップします。

注目馬

1頭目・本命

ライトバック

まずはこの馬の新馬戦について。

スタートを大きく出遅れてしまい、後方からになってしまいます。

最終コーナーを曲がった時点ではまだ最後方。
追い出しに入ってから、浜中騎手は3度外に進路変更しようとしますが、この馬は2度内に行こうとしてしまい3度目でようやく外へ。その後ぐんぐん差し脚を伸ばして逃げていた馬を捉えて1着でした。

出遅れ・直線最後方・直線で追い出しも内外内外の距離ロス…を掛け合わせても最後は驚異の上がり32.8をマークし差し切って勝っており、この馬のポテンシャルは相当高いと思いました。

後述の対抗馬と、どちらを本命にするか最後まで悩みましたが、可能性を信じてこちらを本命にしました。

追い切りの動きもGOサインを出すやいなや併せていた2頭を置き去りにしていますし、文句なしの内容でした。

1枠1番に入ってしまいましたが、小頭数ですしおそらく後ろからになると思いますのであまり気にしなくて良いのではないかなと思いますし、1800mからの距離短縮も良いです。

かなり期待したいと思います。



2頭目・対抗

チェルヴィニア

本命と対抗をどちらにするか最後まで悩みましたが、チェルヴィニアの方を対抗に決めました。

新馬戦はやや緩め仕上げでボンドガールに差され2着、前走ではしっかりと横綱競馬で勝ち切り、新馬戦を戦ってきた相手を見ても出走メンバーの中ではやはり頭一つ抜けている印象です。

この馬に関しては、割引材料もありませんしあまり言葉も必要ないのかなと思います。

ほぼ本命の対抗の1頭です。


3頭目

スティールブルー

新馬戦では新潟芝1600mを、大外の17番枠から差し切り勝ちで圧巻の競馬でした。

追い切りでは同厩のミエノブラボーと、美浦Wにてほぼ同タイムの追い切り内容。
少し軽めかといった印象ですが、鞍上の荻野極騎手が調教にも騎乗で継続騎乗と勝負気配もありますし、能力を信じて3頭目に指名したいと思います。


4頭目

ショウナンマヌエラ

出走馬の中で唯一結果を出してる馬で、新潟の芝1600mで逃げ粘れるスタミナは大したものだと思います。
新潟2歳Sでも後続からは唯一アスコリピチェーノに差されただけで、人気に反してかなりタフな競馬が出来る馬だと思っています。

ただ今回はかなり強烈な末脚を持っている馬も多く、他にも逃げ馬がいるという事で力が問われるレースになりそうです。
とても良い枠に入りましたし、スタートを決めてハナを奪えれば十分チャンスはあると思います。

まとめ


ここで名前の挙げなかった人気馬について触れておきたいと思います。

断然の1番人気サフィラについてですが、サリオスの全弟という事でかなり期待されています。
ですが、個人的にはこの馬は東京のマイルというよりも阪神中山コースで買いたい馬だと思いました。
今回は東京の長い直線のキレ味勝負になりそうで、より適性のありそうな馬をチョイスしました。

人気上位が有力視されていますが、この時期のレースはやはり仕上がりや適性重視で狙いたいと思います。
この4頭がどれだけ上位に食い込めるかが楽しみです。